お腹や背中が痒いと言う娘。
汗っかきだし、夏なのであせもだと思っていました。
あせもに効果的だという、「ももの葉ローション」を塗ってみたり。
水浴びをさせたり、こまめに洗うようにしていました。
夏が過ぎれば、汗も落ち着くし痒みも治まるはず。
しかし、秋になり涼しくなっても治らない。
今度は乾燥してきて、いくら保湿をしてもカサカサで痒がる。
ツルツルだったはずのお腹がザラザラと鮫肌のような触り心地に。
赤見はないけど、鳥肌のような小さなツブツブ?ブツブツ?がお腹全体にある感じ。
鳥肌じゃないから、ブツブツがなくなる事はない。
もくじ
風邪のついでに小児科を受診
風邪のついでに小児科でお腹のブツブツやカサカサを見てもらいました。
「乾燥がひどいので、たくさん塗ってください」
と「ヒルロイドローション」なるものを処方されました。
帰宅してお風呂の後にたっぷりと塗ってみた。
すると、いつもより痒がる。
たまたまかと思い、次の日もヒルロイドローションを塗ってみると、やっぱりすごく痒がる。
なので、ヒルロイドローションを中止して皮膚科を受診することに。
皮膚科を受診
皮膚科で診察を受けた結果言われた言葉はまさかの
「アトピーです。」
赤みもないし、「アトピー」で画像検索してももっとひどい写真しか出てこないし、なんとなく認めたくない感じ。
そして、ヒルロイドローションを塗ると痒がることを話すと、
「ヒルロイドローションは皮膚の状態がある程度落ち着いてからじゃないと余計に悪化させるからまだ使ってはだめ。」
「今は肌の抵抗力が落ちて弱っている状態。まずは肌の炎症を抑えないといけない。」
との事でした。
皮膚科で処方された「ネリゾナ軟膏」とは
ネリゾナ軟膏を調べると、上から二番目に強力なステロイドの薬でした。
皮膚炎や湿疹、乾癬などに効果的。
皮膚を保護したり、過剰な免疫を抑制、炎症を抑える事ができます。
強めのステロイド軟膏ですが、他の薬と比べると皮膚の収縮が起きる副作用が少ないみたい。
ネリゾナ軟膏を塗ってみた
帰宅して、お風呂に入ったあと「ネリゾナ軟膏」を塗ってみました。
すると、いつもより痒がらない。
効果があるのかなと思いつつ、使い続けて4日目。
全く痒がらないことに気付き、ふとお腹を触ると、
すごくツルツルに!
こんなに早く治るならもっと早く皮膚科を受診すれば良かった・・・
小さなぶつぶつもなくなって、ザラザラも痒みもたったの4日で劇的に改善。
ステロイドも悪くないじゃん。
その後は、ヒルロイドローションを塗ってツルツル、すべすべのお腹を保っています。
ザラザラの鮫肌、鳥肌になった原因
うちの娘の場合は汗により、肌が刺激されバリア機能が低下した状態に。
その状態が長く続き、肌が炎症を起こしてかゆみやブツブツを引き起こしていたみたい。
いわゆる「アトピックスキン」と呼ばれる状態でした。
アトピックスキンを放置していると、ひどいアトピーになってしまう事もあるよう。
そして、アトピックスキンになる子は体質的にアトピーになりやすいようなので早めにしっかりとしたケアが大事です。
アトピー体質は遺伝が大きい
実は私も、すごく軽いアトピーがあるので遺伝してしまったのかも。
アトピーって高い確率で、遺伝するみたい。
私の場合は、大人になって治りましたが、子供の時は膝の裏がすごく痒くなりました。
アトピーの典型的な症状が膝の裏の痒みなんですよね。
あと、喘息持ちはアトピー体質が多いらしい。
私も小児喘息だったので、アトピー気味だったのかも。
まとめ
という事で、ブツブツやザラザラ、痒みなどの肌の症状があるときは早めに皮膚科を受信するのが一番。
皮膚科だと子供に強い薬を出されそうで不安な気持ちもあります。
でも、「餅は餅屋」っていいますよね。
やっぱり専門医じゃないと適切な診断ができません。
小児科よりも皮膚の専門医に見てもらうのが一番。
ステロイドが嫌だからと、市販のクリームを使って治そうとしても、時間もかかり悪化の危険もあるので、皮膚科医に診断してもらうのが確実。
複数の皮膚科を受診しても治らない、良くならない、悪化するなどの場合は民間療法を取り入れても良いと思います。
でも、まずは皮膚科できちんと見てもらうのがベスト。
ステロイドのお薬は勝手にやめると、症状が再発したり悪化することもあるのでちゃんと医師の指示に従うようにしましょう。
早めの対処で、アトピーになるのを防げます。
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