子供に薬を飲ませるのって本当大変ですよね。
鼻水とか軽い風邪でもらうシロップの甘いお薬なら、子供も簡単に飲んでくれるんですけどね。
うちの娘はシロップの甘いお薬だと、嫌がるどころか「おかわりください」ともっと欲しがります。
しかし、抗生物質は本当に飲むのを嫌がる。
そりゃ苦いですもん。
うちの娘が初めて抗生物質を処方されたのは1歳ちょうどの頃。
鼻水がかなり酷くて、鼻のまわりが鼻水でかさぶたのようにカチカチになってかなり荒れてた。
そんな中、飛行機に乗らないといけない予定があったので、慌てて耳鼻科に行くと抗生物質を処方されました。
鼻水がすごかったり、鼻詰まりがあると飛行機に乗った時、中耳炎になってしまう場合があるみたい。
中耳炎にまでならなくても、耳がキーンとしてかなり痛くなる可能性が高いらしい。
なので、出来るだけ鼻の状態を良くしてから飛行機に乗る事に。
この時処方された抗生物質は、キューピーの12ヶ月頃から食べられるフルーツジュレに混ぜてあげました。
娘はキューピーのフルーツジュレが大好きだったので、何とか抗生物質を飲ませる事が出来た。
酸性のものと抗生物質は相性が悪いようだけど、知らずにマンゴーやミカンのジュレに混ぜていたけど大丈夫でした。
途中、苦いのに気づいて変な表情をしていたけど。
2歳を過ぎた最近、38℃を超える熱と咳がすごく酷く、気管支炎になりかけという事で、抗生物質が処方されました。
今回処方された抗生物質はクラリシッドドライシロップというピンク色の抗生物質。
まあ、前にも抗生物質は飲んだことあるし大丈夫だろうと思いつつ、一応、薬局で薬剤師さんから子供に抗生物質を飲ませる方法を聞きました。
- 柑橘系は抗生物質が余計に苦くなってしまうのでダメ
- チョコレートが一番相性が良いのでおすすめ
- 練乳もすごく甘いので良い
- かき氷のシロップに混ぜるのもおすすめ
- バニラアイスに混ぜると喜んで食べる
他には龍角散のおくすり飲めたねのチョコレート味はすごく飲みやすいけど、子供がおくすり飲めたねじゃないと抗生物質を飲まなくなると、結構お金もかかるしおすすめしないとの事。
でも、とりあえず抗生物質を飲ませたいので念の為、おくすり飲めたねのチョコレート味を購入しました。
他にもバニラアイスも購入。
家に帰って早速、おくすり飲めたねのチョコレート味に抗生物質を混ぜてあげてみた。
しかし、口に入れたと思ったら全部吐き出した。
私も試しにおくすり飲めたねのチョコレート味を食べてみたけど、思ったより味が薄いし甘くない・・・?
これで苦い抗生物質が飲める子が本当にいるのだろうか?
次はバニラアイスに混ぜたけどダメ。
家にあった大好きなプリンのカラメル部分にまぜてみたけどやっぱりだめ。
最後ははちみつに混ぜてあげたけど、やっぱり全部吐き出してべちょべちょ。
はちみつは味見してみたら、確かにすごく甘いんだけど後からじわじわ抗生物質特有の苦みがすごく来る・・・
もしかしたら抗生物質とはちみつは相性が悪いのかも?
しかも口の中に抗生物質が残ってしまったようで、苦いと言いながら泣き叫ぶ。
熱も高いのに泣き叫ぶから吐いてしまった。
しかも二回も。
布団もソファーもドロドロ・・・
後片付けがかなり大変だった。
もう絶望・・・・
せっかく食べたごはんもでちゃったし・・・
抗生物質も飲めないし、ごはんも吐いちゃって栄養も取れないし本当困った。
色々なものに抗生物質を混ぜて与えてみたせいか、次から警戒して抗生物質を飲ませようとしても口を開けてくれなくなってしました。
なので、練乳やかき氷のシロップに混ぜるのは試しませんでした。
本当に困ってネットで子供に抗生物質を飲ませる方法を色々調べた。
でも調べても大体、甘い物に混ぜるとか試した事しか出てこない。
もしくは、抗生物質を飲まなくても治るから与えなくても問題ないとか。
言葉が分かる年齢なら、薬をちゃんと飲まないと治らないと話して聞かせるとか。
もう少し年齢が高ければオブラートに包んで飲ませるのが一番苦さを感じなくて良いみたいだけど、2歳じゃまだムリそう。
薬が喉に詰まっても困るし。
2歳の娘は最近良く話すし、言葉もかなり理解できるようになっていたので、話して薬を飲むように説得してみることに。
私「熱もあって咳もでて辛いよね?」
娘「うん。つらい」
私「でも、お薬を飲まないと熱も下がらないし、咳も止まらないよ」
「じゃ、お薬のんでみようか?」
娘「いやだ!」
私「お願い。お薬飲もう?」
娘「いやだ!いやだ!」
お薬を飲まないといけない事は理解できても、嫌なものは嫌なようで。
娘の説得を断念。
なので、抗生物質を飲ませるのをいったん中止。
無理やり飲ませて吐かれるのが恐怖なのもあり・・・
しかし、咳がどんどんひどくなるし、熱もずっと38度越え。
娘もすごく辛そう。
他に抗生物質を子供に飲ませる良い方法が無いか必死に調べた。
そこで出てきたのがスポイトであげる方法。
スポイトで抗生物質を溶かしたものを吸い上げて、喉の奥の方に垂らして飲ませるというもの。
舌に当たらないように喉の奥に垂らせば苦みも感じにくいとか。
早速やってみた!
まず、抗生物質ときび砂糖を混ぜて、水で溶かしたものをスポイトで吸う。
当然、子供は嫌がるので歯磨きの時のように親は座った状態で子供は寝かせる。
股の間に子供のかおを置いて、足で子供の手を抑えつつ口を無理やり開けてスポイトで抗生物質を入れる。
抗生物質が混じった液体を口の中に入れたら、すかさず子供の口を手で閉じて液体を飲み込むまで離さない。
無理やり抗生物質を飲ませて、また吐いたらどうしようと不安でしたが、吐くこともなくちゃんと飲めた!
しかも結構甘くしたのが良かったのか、喉の奥の方に入れたのが良かったのか、飲んだ後も苦いと騒ぐこともない。
こんなに簡単に出来るなら早く抗生物質を飲ませれば良かった・・・
抗生物質って本当すごく効くんですよね。
ちゃんと抗生物質をのんだ翌日には、ずっと下がらなかった熱も平熱に。
それからは順調にどんどん回復しました。
そして、何回かスポイトであげる内に苦くないと気付いたようで、それからは無理やり飲ませなくても、自分から口を開けてスポイトから薬を飲んでくれるようになりました。
うちの娘のように抗生物質をすごく嫌がって飲まない、飲んでも吐いてしまう子供にはスポイトがすごくおすすめ。
スポイトは100円ショップでも売ってるし。
今回はたまたま、シロップの薬にスポイトが付いていたので、シロップのスポイトを使いました。
スポイトで抗生物質を飲ませる方法はこちら
抗生物質をと砂糖を入れる。
砂糖は中さじ1(5g)程度。
かなり甘くした方が苦くて吐く心配が少なく安心。
私はきび砂糖でやりましたが、多分普通の白いお砂糖でも大丈夫なはず。
中さじ1程度の水でのばします。
よく薬と砂糖を水で溶かす。
ちゃんと溶けていないとスポイトが吸ってくれません。
スポイト一回で吸える量にするのがおすすめ。
スポイトで液体を吸う。
一度吸ったら、スポイトのつまむ部分に液体を流し、またつまんで液体を吸う。
3回程度繰り返すと全部の液体をスポイトに入れる事ができます。
準備ができたら、座った状態で子供の頭を股に挟んで、無理やり口を開ける。
できれば一度で全ての液体を入れて、子供の口を閉じる。
むせないように注意。
ちゃんと全部飲み込めたら完了。
いつもマヌカハニーやマリーハニーを食べていたので、最近風邪とは無縁の娘でしたが、一週間切らしてしまいすぐに風邪をひいてしまった。
ってことはやっぱりはちみつは風邪防止になってたって事ですね。
抗生物質を子供に飲ませるのに苦労していた方、ぜひ試してみてください。
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