赤ちゃんが鼻水や鼻づまりで寝くれなくて辛そう。
可愛いわが子が苦しそうな姿を見ると、どうにかしてあげたいと思うのが親心。
でも、初めての子供だと経験がないので、どうして良いのか全然わからない。
うちの娘も生後6ヶ月ごろから透明の鼻水が出始め、一ヶ月以上鼻水が続いていました。
健診の時に鼻水についてお医者さんに相談しても、
「透明の鼻水だし、赤ちゃんが熱もなく元気なら大丈夫です。」
としか言われません。
最近の傾向として0歳の赤ちゃんの風邪は薬を極力使わず、自然治癒した方が良いという治療方針の病院が多くなっています。
特に小児科だと、鼻水だけじゃなく、熱が続いていたり、食欲も無く水分もあまり取れずに元気がないなど、重症と思われるケースだと薬を処方してくれますが、鼻水や鼻づまりだけの軽い症状だと薬が処方されない場合がほどんど。
小児科と違い、耳鼻科の場合は赤ちゃんや子供専門の先生じゃないので、鼻水の薬や抗生物質を比較的症状が軽くても処方してくれる場合が多いようですが。
耳鼻科で処方された薬を小児科で話すと、
「子供にこんな強い薬を出したのか」
と小児科の先生が驚くことも。
最近は大人の風邪でも、安易に抗生物質を処方するのは良くない。
風邪は抗生物質では治らないと言われ、昔に比べると風邪で抗生物質を処方しない事も多い。
確かに0歳の赤ちゃんにはあまり薬を飲ませたくないですよね。
だからと言って、何もせず自然と鼻水が治るのを待つのも、治りが遅くなりそう。
鼻水・鼻詰まりをそのままにしておくと悪化して熱が出ても嫌だし。
赤ちゃんって口呼吸が苦手なので、鼻水や鼻詰まりがあるとすごく苦しそう。
ミルクや母乳を飲むときも飲みにくそうだし。
やってみるとわかると思いますが、鼻をつまみながら飲み物を飲むのって結構ツライ。
なので、薬を使わずに自宅で赤ちゃんの鼻水・鼻づまりを完治できないか色々と試した結果、1ヶ月以上ダラダラと続いていた鼻水を完治させることができました。
私が試してみた、赤ちゃんの鼻水、鼻づまりの対処法を紹介したいと思います。
もくじ
自宅で出来る赤ちゃんの鼻水・鼻づまりの対処法
- 鼻水吸引器を使う
- アロマディフューザーで加湿
- 頭を高くする
- ヴィップスベポラップを使う
- こまめに水分補給する
鼻水吸引器を使う
やっぱり、赤ちゃんの鼻水、鼻詰まりの一番の治療は、とにかく鼻水を吸う事。
赤ちゃんは自分で鼻をかむことができないので、吸取って上げないと鼻水が鼻に溜まったままになり、なかなか治りません。
私も最初、赤ちゃんの鼻水を吸ってあげようと。口で吸うタイプの鼻水吸引器を試しましたが、私の肺活量が低いのか使い方が間違っているのか、全然吸えませんでした。
しかも、鼻水を吸ったことにより鼻水が喉についたのか、空気感染したのか、すぐに喉が痛くなり私まで風邪をひいてしまい辛い事になってしまった。
なので、電動の鼻水吸引器を購入しました。
電動の鼻水吸引器だと、赤ちゃんの風邪がうつる心配もないし、吸引力も口で吸うより強く、鼻水をたくさん取る事ができた。
小型の電動鼻水吸引器と大き目の鼻水吸引器の二台を使い分け、一日に4~5回こまめに鼻水を吸引。
お風呂に入った後や、温かい蒸しタオルで赤ちゃんの鼻を温めてから吸引すると良く鼻水が取れました。
鼻水吸引器についての詳しい話はこちらを参考に
風邪をもらって大後悔!ピジョン鼻吸い器お鼻すっきり
人気の電動鼻水吸引器。ベビースマイルは本当に鼻水が吸えるのか
鼻水が大量に吸える?!強力な家庭用電動鼻水吸引器メルシーポットを使ってみた
アロマディフューザーで加湿
特に、少し粘度の高いドロッとした鼻水が出ている時には加湿するのが効果的。
加湿計を見ながら、湿度が50%前後になるようお部屋を加湿。
加湿することで湿った空気が鼻を潤すので、鼻づまりの症状を緩和してくれます。
アロマオイルが使えるディフューザーがすごくおすすめ。
アロマオイルを使う事で、赤ちゃんもリラックスできるし、アロマオイルの効能により鼻づまりが改善する可能性も高くなります。
しかし、赤ちゃんに使用してはいけないアロマオイルも多数あります。
アロマオイルって想像以上に効果が高く、間違った使い方をすると体に悪影響を及ぼすこともあり、注意が必要。
なので、私は安心なベビー専用のアロマオイルを使用していました。
鼻水や鼻づまりの時だけじゃなく、夜泣きにも効果があるのですごくおすすめ。
加熱式の加湿器は高熱で内部が殺菌されるので大丈夫ですが、超音波式加湿器は内部の水が殺菌されず、カビが発生してしまう事も多いので、こまめにお手入れをするのが重要。
カビだらけの加湿器で、お部屋を加湿すると余計に鼻水や鼻づまりが悪化してしまいます。
頭を高くする
折りたたんだバスタオルなどで、赤ちゃんの頭を高くすることで、鼻水が鼻の奥に流れるのを防ぎます。
平らなところで寝るよりは、多少鼻呼吸がしやすくなります。
ヴィックスヴェポラップを使う
これ、かなりおすすめ。
ヴィックスヴェポラップは塗る風邪薬と言われるぐらい、風邪のつらい症状を緩和してくれます。
特に鼻づまりに効果あり。
鼻の通りが良くなりそうな、さわやかなメントールやユーカリが含まれていています。
胸や背中に塗る事により、鼻づまりの症状を緩和。
私も子供の頃、風邪をひいたらいつもヴィックスヴェポラップを使ってました。
他にも、咳にもすごく効果があり、寝るときに足の裏に塗るとすごく効果があるので、一つ持っておくとすごく便利。
6ヶ月から使用可能で、6ヶ月未満の赤ちゃんには使えないのでご注意ください。
ヴィックスヴェポラップを使うときは、匂いが混ざりすぎるのが嫌なので、アロマオイルなしで加湿をしていました。
ヴィックスヴェポラップの加湿器も販売されています。
アロマオイルは使えませんが、専用のリフレッシュ液があり、一緒に使うと鼻水や鼻づまりが改善されたとのクチコミも多く見かけます。
こまめに水分補給する
風邪の場合もこまめな水分補給が効果的ですが、鼻づまりの時も鼻水の粘度を下げる為にこまめに水分補給をするのが大事。
生後3ケ月以上から飲める、ベビー用のポカリスエットやアクアライトなどのイオン飲料が体への吸収率が高くおすすめ。
特にポカリスエットは飲む点滴なんて言われているので効果が期待できます。
風邪の発熱時にもポカリスエットでの水分補給は効果があるので、常備しておくと安心。
自宅で治せる赤ちゃんの鼻水・鼻づまりの症状
- さらさらとした透明の鼻水
- 少し粘度が高いが色は透明
- 熱がない
- 元気で食欲がある
病院へ行った方が良い場合の症状
- どろどろとした黄色や緑など色のついた鼻水がでる
- 完全に鼻が詰まり、吸引しても効果が薄く鼻呼吸が全くできていない。
- 食欲も元気もない
- 呼吸をすると「ゼーゼー」など胸から音がする
- 熱が続いている
- 淡が絡んだ重い咳が出る
どろどろとした緑や黄色の色のついた鼻水が出る場合は注意が必要。
悪化すると副鼻腔炎や中耳炎になってしまう可能性が高いので、早めに病院での治療が必要。
熱が出ても、食欲もあり、元気で1日~2日で下がれば問題ありませんが、元気があっても熱が続くようなら早めに受診。
淡がからむ重い咳がでたり、呼吸すると「ゼーゼー」や「ヒューヒュー」と音が鳴り呼吸が苦しそうな場合は、気管支炎や肺炎の可能性も。
透明な鼻水も赤ちゃんが元気だからと何もしないで放置してると、風邪へ移行し熱が出てしまう場合も多くあります。
透明の鼻水が出ていたら、放置せず早めに自宅でケアしましょう。
赤ちゃんの鼻水は早めの自宅ケアで、悪化を防ぎ病院や薬に頼ることなく、鼻水や鼻づまりを完治できます。
赤ちゃんの鼻水や鼻詰まりにお困りのママ、ぜひ試してみてください。
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