夫に転職してほしいなら、妻の協力が必要不可欠。
「給料が安い」
「年収が低い」
「ボーナスがカットされた」
「残業が多い」
など理由はさまざまですが、旦那さんに今より良い会社に転職してほしいって思うことありますよね?
私も、子供が生まれ、専業主婦になると、旦那に転職してほしいと強く思うようになりました。
子供がいなくて、共働きの時はさほど旦那の給与や年収、待遇は気にならなかった。
まあ、自分も働いてるし、貯金もできて家計の心配はなかったから。
でも、妊娠を期に派遣社員として働いていた私は退職することに。
子供が生まれて、保育園も激戦、働くことができない環境で専業主婦をしていると、お金のことがすごく不安に感じるように。
実際、共働きだったのが、旦那だけの稼ぎとなると家計も厳しい。
貯金なんてできないし、旦那の会社は基本給がすごく安く、残業代でなんとか暮らせている感じ。
なのに、月によっては残業代がゼロの時もあり、全然足りない。
貯金を崩さないと暮せない月もある。
ボーナスも、だんだんと業績悪化のために減っていき、2~3年前は多いと1回35万あったボーナスが今や10万円まで下がった。
もちろん、年収も年々下がる。
保育園に入れず、自分が働くことができないし、お金に対する不安がすごく大きくなる毎日。
これは、このままではいけないと、旦那に転職してもらおうと決意しました。
以前から、会社の愚痴をこぼすし、転職したいと言う旦那ですが、会社が残業が多く激務なこともあり、なかなか転職が実現できず、辞めたいと言いつつ、気づけば10年も同じ会社のまま。
過去に2度、転職をしようと活動したことがありましたが、転職って面接の度に会社を休む必要があるし、履歴書を書いたり、職務経歴書を書いたり、面接の練習をしたりと、成功させるにはかなりの覚悟が必要。
過去2回の転職活動はそこまでの覚悟がなかったんでしょう。
気づけば転職活動をやめてしまい、不満や愚痴を吐きつつ会社にとどまることに。
そんな、過去の転職活動を知っているので、今回は1年以内に絶対、旦那の転職活動を成功させようと決意しました。
私も、できる限り旦那の転職活動をサポートすることに。
正直、専業主婦の私が、激務で仕事を頑張る旦那に転職の話をするのは少し躊躇しました。
旦那からしたら、頑張っているのに給与が低いから転職してほしいなんて、妻から言われるのってムカつきますよね?
実際、転職の話をしてケンカにもなりました。
でも、本当に早く転職してもらわないと、家計が破綻してしまう。
なので、ケンカになっても転職するよう説得を続けました。
その結果、旦那も転職活動をやる気になり、私も全力でサポートした甲斐もあり、無事に大手のホワイト企業へ転職がすることができました。
転職活動が成功したおかげで、今は家計の心配をせずに暮らせています。
旦那に転職して欲しい、転職を成功させるためには、妻のサポートが必要。
転職活動を、旦那さんに丸投げしてはいけません。
夫の転職は夫婦で協力してこそ、成功する確率が上がります。
夫の転職を成功させるための秘訣を紹介したいと思います。
もくじ
夫の転職で妻としてできるコト
- 転職を説得
- 転職サイトや転職エージェントへ登録
- 履歴書や職務経歴書の作成
- 企業や業界を研究
- 面接の練習
- 覚悟を決める
- 夫をいたわり感謝する
転職を説得
先程も書きましたが、いくら転職して欲しくても、本人にやる気がないと転職は成功しません。
やる気がなくても、職務経歴が素晴らしければ、書類審査は通過するかもしれません。
でも、本人に転職したいという強い気持ちがなければ面接で落ちる可能性が高くなります。
「自分はどっちでも良いけど、妻に言われたから仕方なく転職活動している」
なんていい加減な気持ちだと面接は突破できません。
面接官にも見抜かれてしまいます。
なので、ケンカをしても諦めず、本人が転職したくなるように説得してください。
今の会社と比較して、世の中にはもっと待遇の良い会社がたくさんあること、優良企業に転職して激務から解放されれば、子供との時間が増えるなど、転職したメリットを話すのもおすすめ。
もしくは、今の会社でそのまま定年まで勤められるのか、勤めたら給与は上がるのか?
など、今の会社で働き続けると未来はどうなるのか、将来のビジョンを話すのも良いと思います。
うちの場合、会社の業績も悪化していたので、将来的に会社が倒産したり、過労で倒れる可能性があることなどを話しました。
しかし、実際は転職して、現状より悪くなる事もあります。
でも、転職する上で、失敗することを恐れていては前に進めません。
妻より、転職する夫本人が一番「転職で失敗したらどうしよう」と不安を抱えています。
不安から転職に踏み切れない場合が多いと思います。
だって、確実に今より条件の良い会社に入れて転職が成功するなら、絶対転職しますよね?
転職をしたくない、迷うのは、失敗を恐れるから。
妻としても夫の転職が失敗することはものすごく不安。
でも、夫が安心して転職活動ができるように、転職に対する不安を和らげるようにしましょう。
決して、不安をあおるような発言はしないように。
転職する気がなくなっちゃいますから。
妻として、夫に転職をしてほしいなら、
「転職が失敗してもなんとかなる」
と大きな心で構える覚悟も必要。
転職サイトや転職エージェントへ登録
働きながら転職活動をするのって結構大変なんですよね。
定時で帰れて、仕事も楽だけど給与面だけ不安で転職するってなら、時間があるので大丈夫でしょう。
でも、転職を考える場合って、忙しいわりに給与が低いとか、仕事が精神的にきついなど、転職活動をするのが大変な場合も多いと思います。
うちの旦那の場合も朝早くから夜遅くまで働き、土日祝日も休日出勤があったりと転職活動に使える時間があまりない状態でした。
そんな時こそ、妻の出番です!
妻もフルタイムで働き、子育てもしているならサポートが大変かもしれません。
でも、専業主婦やパート勤務、子供がいない状態なら夫よりも使える時間は多いはず。
忙しい夫に代わって、転職サイトや転職エージェントへ登録しましょう。
転職サイトや転職エージェントは会社やサイトによって扱う求人も違うので、複数登録した方が良い求人に出会える確率が高いのでおすすめ。
特に、転職エージェントに登録すると一般には公開されていない、非公開求人を紹介してくれます。
うちの夫も転職エージェント経由で紹介してもらった非公開求人へ申し込み、今の会社へ転職することが出来ました。
転職エージェントを使って転職した話はこちら
【大成功】旦那の転職が成功した訳。30代ブラック企業から優良企業へ
非公開求人の方が、応募する人数も公開求人より少なく、受かる可能性も高くなります。
公開求人で未経験可や条件の良い求人だと、エントリーの段階で何百名の応募があることも少なくありません。
夫の代わりに求人サイトへ登録したり、転職エージェントに申し込みをするには、夫の今までの職務経歴や仕事の内容を詳しく知る必要があります。
これまでどんな仕事をしていたのか、具体的な内容を聞いたり、夫の今までの仕事内容を理解できるように話し合ってください。
また、転職先は今と同業種が良いのか、未経験可で全く違う仕事が良いのかなど、どんな企業の求人へ応募したいのかも決める必要があります。
ちゃんと話し合いが出来ていると、妻が夫に代わり、良い求人情報を見つけて来たり、応募したりと、転職活動をスムーズに進めることができます。
私は、旦那に代わり転職エージェントの担当者とこっそりメールをしたりもしていました。
履歴書や職務経歴書の作成
最近の場合、履歴書や職務経歴書はパソコンで作成する場合がほどんどです。
郵送や面接の時だと手書きの履歴書と職務経歴書の方が良い場合もありますが、ネットでの書類選考も多いので、夫に代わり妻が履歴書や職務経歴書を用意しましょう。
私は手書きの履歴書も夫の代わりに書いた事もありますが、手書きの場合は筆跡から代理記入がバレる場合もあるので、本人に書かせた方が良いかもしれません。
応募の際の志望動機なども、妻が考え夫にチェックしてもらうと良いと思います。
出来上がった書類のチェックなら忙しい夫でも大丈夫だと思うので。
企業や業界を研究
転職エージェントから紹介してもらった企業や求人など、応募したいと思える求人が見つかってもすぐに応募するのはやめましょう。
良い条件の求人は、実際入社してみると違ったり、離職率か高い場合もあります。
転職で失敗しないためには、本当に入社しても大丈夫なのか、企業を調べる必要があります。
転職会議やカイシャの評判を使い、会社の口コミを調べてください。
ブラック企業の場合は結構辛辣な口コミが並んでいて参考になります。
企業規模が小さい場合や業種によっては口コミの掲載がない場合もあります。
web業界やIT業界の口コミは小さな会社でも載っている事が多いです。
もし、口コミがない場合は面接を受けて考えるのがおすすめ。
実際に会社の中を見ることで、多少雰囲気もわかりますから。
ブラックな場合だと、激務で従業員に笑顔がなく、疲れた表情で空気がどんよりしていたり。
また、今の職務内容と全く違う職業へ転職する場合は、その職業がどんなものか、本当にやっていけるのか見極めが必要です。
仕事の内容もできるだけ詳しく調べて、本当に大丈夫か夫へ確認が必要。
特に、給与が良いからと未経験で営業職へ転職を希望する場合を多く見かけますが、営業職は会社によっては本当に辛い職業です。
一言で営業職と言っても、反響営業やルート営業、新規の飛び込み営業などさまざま。
私が過去に勤めていた会社でも、営業職は数字を常に求められる結構キツイ仕事なので、転職して1ヶ月で辞めてしまう人も多く、入れ替わりがすごく激しかったです。
逆に、営業でバリバリ稼いでいた人が事務系の仕事へ転職したものの、向かずに半年で退職する人がいたり。
仕事には向き不向きがあるので、転職を成功させるには、ちゃんと向いているのかしっかりと考える事が大事。
独身で一人なら、とりあえず転職して向いてないなら、また転職すれば良いかもしれません。
でも、家族がいるなら責任があるので、簡単に転職を繰り返す事が出来ません。
せっかく転職したのに、またすぐに辞める事がないように、応募する際はしっかりと企業や職種について調べましょう。
あと、ハローワークで求人に申し込むのはおすすめしません。
ハローワークって、リクナビネクストなどの求人サイトと違い、無料で求人情報を掲載できるので、お金のないブラックな企業も多く存在します。
もちろん、良い条件の企業も中にはありますが、実際働くと求人内容と違うことが多いのも事実。
ハローワークから申し込む際は、しっかりと企業について調べた方が安心です。
面接の練習
大体、面接で聞かれる事って決まってますよね。
なので、面接で聞かれそうなことを一覧にして、回答をまとめましょう。
面接での質問や回答をまとめる事で、実際の面接も落ち着いてスムーズに進む可能性が高くなります。
転職経験のない夫や久しく面接を受けていない、人前で話すことが苦手な場合は、本命の求人の前にいくつか練習として面接を受けた方が安心です。
なかなか面接のために休みを取るのが難しい場合もありますが、本命の求人面接で落ちてしまっては意味がありません。
本命の求人面接で緊張せず、スムーズに話せるように面接練習用の求人へ応募しましょう。
家でも時間があれば、妻が面接官役になって面接の練習をするのもおすすめ。
覚悟を決める
「夫の転職が失敗したらどうしよう」
転職活動ってすごく不安ですよね。
特に、私は専業主婦だったので、旦那が転職に失敗したら、わが家はどうなってしまうのか本当に不安でした。
不安のあまり転職して失敗するなら、
「給与も低いけど、頑張ればなんとかやっていけるし、激務だけど今の会社にそのままいたほうが良いのか」
と考えることも。
実は、私の知り合いで旦那さんが転職に失敗した人がいたから余計に不安で。
良い条件の会社に転職したけど、実際働くと求人内容と差があって、精神的にもキツく3ヶ月で退職。
飲食店でのアルバイトをしながら、再び転職活動をすることに。
その後、転職活動をして別の会社に入社できたみたいですが、転職前と給与や待遇面はあまり変わらないよう。
転職前より下がらなかっただけマシなんでしょうか。
うちも同じ感じになったらと心配で。
でも、失敗を恐れていたら転職なんてできません。
転職して失敗する人もいれば、成功する人もいます。
転職が失敗する事はなるべく考えないようにして、転職が成功することを信じることにしました。
ただ転職が成功するように信じるだけでは、成功しません。
なので、転職が成功するよう、企業や求人を調べたり、できる限り旦那をサポートしました。
ちゃんと調べれば、転職で失敗する確率を下げる事ができます。
もし、旦那が転職で失敗したら、夜旦那に子供を見てもらいコンビニで働くとか、パチンコ店の夜間の清掃をするとか、その時になればどうにすると覚悟をしつつ、転職活動を応援しました。
なので、
「転職が失敗したらどうしよう」
など、失敗する不安は旦那には一切相談しませんでした。
逆に、妻が転職に対する夫の不安を解消するようにしましょう。
妻より、転職する夫の方が何倍も不安なはず。
「転職が失敗したらどうしよう」
と相談せずに、
「失敗しても大丈夫。何とかなるよ」
と楽観的な意見で、夫を安心させてください。
楽観的な意見じゃ納得しないって、旦那さんならパートにでるなど、安心できそうな具体的なプランを話しても良いかも?
夫をいたわり感謝する
働きながらの転職活動は本当に大変です。
一家を背負う大黒柱として、プレッシャーもすごく大きいと思います。
転職していない今でも、頑張って働いてくれていることに感謝しつつ、転職活動を応援してください。
決して、給料が少ないんだから転職するのが当たり前なんて思ってはダメ。
夫が家族のために転職活動をしたいと思えるように、感謝と労りが大切。
夫の転職活動は夫婦で協力することが必要。
同じ目標やビジョンを持って、前に進みましょう。
夫の転職が成功しても失敗しても、夫一人の力や責任ではありません。
成功も失敗も夫婦二人の責任。
夫が安心して転職活動ができるように、妻としてできる限り支えましょう。
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