もくじ
ハーバリウムとは
ハーバリウムとは、植物標本を意味するもので、専用のオイルにドライフラワーやプリザーブドフラワーなどのお花や植物を入れて楽しむインテリア。
ハーバリウムは水を入れ替えたりなどの手間がなく、約1年間も色鮮やかな花や植物を楽しめると大人気。
生花もすごくきれいですが、本物の生のお花は水を替えたり、手間がかかるうえ、枯れるのも早いですよね。
プリザーブドフラワーやドライフラワーは長持ちするけど、ほこりが付きやすくてお掃除が大変。
うちなんかネコがいるからすぐにほこりまみれになっちゃいます。
まあ、透明なケースなんかに入れておけばほこりは防げるんですけどね。
ハーバリウムはお手入れいらずなので、引越し祝いや結婚祝いなどのプレゼントとしてもハーバリウムは大人気。
透明なオイルに浮かぶ鮮やかなお花や植物は、太陽の光があたるとキラキラと輝いて、すごくきれいで癒されます。
太陽の光を浴びてキラキラ光る様子は、まるでサンキャッチャーのよう。
オイルは水のように見えるし。
水って見てると不思議と癒されます。
ハーバリウムの材料とは
ハーバリウムは3つの材料でできています。
- ガラスの密閉容器
- 専用のオイル
- ドライフラワーなどのお花や植物
他にハーバリウムを作るのに必要なのは、お花をボトルへ入れるためのピンセットぐらいでしょうか。
しかし、長くお花を楽しめるハーバリウムを作るには、知識と技術が必要かも。
ハーバリウム専用のオイルにも種類があり、主なオイルの種類は2種類。
シリコンオイルとミネラルオイルがあります。
ミネラルオイルはお化粧品やベビーオイルなどにも含まれる、石油由来の天然オイルです。
ミネラルオイルは流動パラフィンともよばれ、肌への負担が少ないオイルと言われています。
ハーバリウムの専用オイルとして使われるミネラルオイルは、無色透明で-10度で固まり濁る性質のものが多く販売されています。
シリコンオイルよりも、値段が安めで、粘度もちょうど良いと初心者の人でも扱いやすくて人気のオイルです。
シリコンオイルは、ミネラルオイルに比べお値段が少し高めですが、粘度が高くオイルが動きにくいのが特徴。
また、-50度でも透明度を保ち、固まったり濁らないすごいオイルです。
粘度が高いので、中に入れたお花が動きにくくデザインしやすいメリットの反面、比重の関係でお花が浮きやすくなるデメリットもあります。
お花を浮かないように配置するなど、テクニックやコツが必要なので、ハーバリウムの教室やプロとしてハーバリウムを販売される方に人気が高いオイル。
ガラスの容器はきちんとオイルが漏れず、密閉できればダイソーやセリアなど100円ショップのものでも問題ありません。
お花は、水気を完全に飛ばしたドライフラワーやプリザーブドフラワーを使用します。
最近は、アーティシャルフラワーなどのリアルな造花を使ってハーバリウムを作る人もいます。
あとは、お花以外にもドライフルーツを入れたハーバリウムも登場しています。
夏だと、貝殻を入れたり、海をイメージさせる青系のお花を使ったり。
アーティシャルフラワーなどの増加やプリザーブドフラワー、ドライフラワーは自然の色ではなく、着色剤で色付けされているものが多く販売されています。
使う素材やオイルによって、着色剤の色がオイルに溶け出す事も。
なので、いきなり本番よりも、着色剤が溶けないか試作する方が安心です。
ハーバリウムに使うお花や植物もすごく種類が豊富で、見ているだけでワクワクしちゃいます。
ミニバラのハーバリウムとかすごい可愛くて気になってます。
人気のハーバリウムのハンドメイド作品
カラフルなお花のハーバリウムって本当にオシャレで華やかですよね。
インテリアやプレゼントにもピッタリ。
春には、ミモザのハーバリウムが大人気です。
春は桜やミモザ、夏はブルー系のお花、秋は木の実、冬はクリスマスぽいハーバリウムなど、季節感を感じられる作品が人気です。
最近は、ドライフルーツを入れたポップなハーバリウムも人気。
イチゴやオレンジのスライスを入れると、すごくかわいくなりますよね。
100円ショップの材料だけでハーバリウムが作れる
ハーバリウム用の容器は、ダイソーやセリアなどの100円ショップのものでも良いと書きましたが、100円ショップの材料だけを使ってハーバリウムを楽しむ人が増えています。
100円ショップで買うのは、造花とハーバリウム専用オイルのかわりに「ベビーオイル」。
ベビーオイルの主成分は、ハーバリウム専用のミネラルオイルと同じことから代用品として使われています。
しかし、ベビーオイルには、ミネラルオイル以外の成分も含まれている上、粘度がなくさらさらとしています。
ハーバリウムを趣味で自宅で楽しむのが目的ならいいですが、販売となると配送中にお花がめちゃめちゃにまざる可能性が高い。
混ざっても良いデザインなら良いですが、グラデーションなどにしてると困りますね。
ベビーオイルを使うと、ハーバリウム専用のオイルに比べ、お花や植物の変色や劣化が早いと言われています。
100円ショップの材料だけで、ハーバリウムを作る事はできますが、100円の商品はやっぱり100円なので、それなりのものしかできません。
すぐに変色したなんて、クレームになっちゃう可能もありますから。
ハーバリウムを作って売りたいなら、専用のオイルは必須。
とりあえず、一度作ってみたいなら材料が揃った「ハーバリウム作成キット」もおすすめ。
ハーバリウムの資格は必要?
ハーバリウムを作って売ったり、先生として教室を開いて教えるのは資格がなくてもできます。
ハーバリウムの講座を受講して資格をとるメリット
ハーバリウムって2017年に引き続き、2018年もすごい人気です。
ハーバリウムを趣味で手作りする人も多くなってきています。
ハンドメイドサイトを見てもハーバリウムの作品の出品数がどんどん増加中。
でも、まだ他のハンドメイドのに比べ、人気が出て間もないのでそれでもまだまだ少ない。
って事はすごくハーバリウムは穴場なんです。
レジンなんてかなり前から人気で、作る人も多いし、競争率も激しくて、飽和状態な気がします。
ハーバリウムを販売している人のほとんどは自己流の独学だったり、資格を持っていない人がほとんど。
ハーバリウムの作品を見ていても、他のジャンルに比べ、プロっぽくないものが多い印象。
なので、通信講座で資格を取って、ハーバリウムを本格的に作り方を学ぶことで、ライバルと差をつける事が出来ます。
また、販売する時や講師としてハーバリウムを教える時にも、「認定講師の資格」を持っていることを書けば、技術に対する信用度がアップ!
ミンネなどのハンドメイドサイトで販売されている、ハーバリウムを見ていると、「専用のオイル」とか「特殊な液」なんて書かれていて、本当に安全な液体なのか見ていて不安になります。
オイルの質や安全性は見た目じゃわからない上に、書き方も怪しいと怖いですよね。
ハーバリウムを販売するなら、ちゃんと「どこのメーカーのハーバリウム専用オイル」で、「ミネラルオイル」なのか「シリコンオイル」なのか詳しく記載した方が購入してもらいやすいと思います。
その時に、「ハーバリウム認定講師を取得し、正しい方法で作っています」なんて書いたら安心して買ってもらえそう。
気軽に作成できる、ハーバリウムの作成キットも売っていますが、わからないことを質問したり答えてもらうなどのサポートがないので、本気で作り方を学びたいなら、ハーバリウムの教室などで学ぶのが確実。
でも、仕事をしてたり、子育て中だったり、近くに教室がない場合は、通信講座で自宅で好きな時に学ぶのがおすすめ。
ハーバリウムは今一番人気で稼げる、ハンドメイドのジャンルだと思います。
実際、「ハーバリウム 教室」や「ハーバリウム 作り方」「ハーバリウム スクール」などの検索が多くなっています。
資格を取って、手作りのハーバリウムを販売したり、自宅で教室を開いたり、夏休みの自由研究の教室を開いて教えたり。
母の日にもすごく売れそう。
すごくハーバリウムはすごく可能性のあるジャンル。
ライバルが増えて飽和状態になる前に始めるのがおすすめ。
しつこい勧誘の電話もないので安心。