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生後8ヶ月から9か月未満の赤ちゃんは、ハイハイをする子が多くなる時期。
つかまり立ちを始めたり、行動範囲がすごく広がります。
おもちゃを自分で取りたい、もっと遊びたいなど自己主張も増えます。
簡単な言葉が理解できるようになり、コミュニケーションも取れてますます可愛く感じるのではないでしょうか?
生後8ヶ月~9ヶ月未満の赤ちゃんの成長や悩み、遊び方などを紹介したいと思います。
生後8ヶ月~9ヶ月未満の身長・体重・胸囲・頭囲
最新版の平成22年調査の厚生労働省の成長曲線によると、生後8ヶ月~9ヶ月未満の赤ちゃんの体重や身長・胸囲や頭囲の目安はこのようになっています。
男の子
身長:66.3cm~75.0cm
体重:6.96kg~10.14kg
胸囲:41.4cm~48.9cm
頭囲:42.1cm~47cm
女の子
身長:64.4cm~73.2cm
体重:6.53kg~9.63kg
胸囲:40.2cm~47.6cm
頭囲:40.9cm~45.7cm
生後8ヶ月から9ヶ月未満の赤ちゃんの成長スピードはゆっくりおだやか。
体重は前の月と比べて平均で180グラム前後増えます。
ずりばいやハイハイ、つかまり立ちなど運動量も増えて離乳食を食べる量も増えてきます。
なかなか、離乳食が進まない、身長や体重の伸びが悪いなど他の赤ちゃんと比べると不安に感じる事もありますが、赤ちゃんの個性なのであまり心配しなくて良いでしょう。
小さめの赤ちゃんでも、出生時と比べると平均で身長は20cm、体重は4キロから5キロ程増えているはず。
生まれた時に比べて着実に成長して、元気なら大丈夫。
成長には個人差がありますが、大き目の赤ちゃんだと体重が10キロ前後に。
抱っこひもだとかなり重いと感じるようになってきます。
《発達と成長》生後8ヶ月~9ヶ月未満の赤ちゃん
生後8ヶ月から9ヶ月未満の赤ちゃんはハイハイやつかまり立ちをする子が増えてきます。
厚生労働省の調査によると生後8ヶ月から9ヶ月未満でハイハイをする子は約75%。
生後9ヶ月から10ヶ月未満になると、90%以上の赤ちゃんがハイハイができるようになります。
そして、生後8ヶ月から9ヶ月でつかまり立ちを始める子は約57%。
半数以上の子がつかまり立ちを始めます。
ハイハイが始まると筋肉が鍛えられるのか、あっと言う間につかまり立ちを始めます。
つかまり立ちが始まると危険がたくさん。
最初は不安定なので、転ぶことも多いのでつかまり立ちを始めたら、床に柔らかいラグやカーペット、クッションフロアーなどを敷き、転倒しても痛くない安全な部屋に変えましょう。
テーブルも角のとがったものだと、頭や顔をぶつける可能性も高いので、専用のカバーなどを取り付けた方が安心。
つかまり立ちが始まると、行動範囲が広がって色々な物を取ろうとします。
なので、危ない物を手の届くところへ置かないように、より一層注意が必要。
特にポットやスープ、コーヒーなど熱い物での火傷の事故も多くなるので、十分気を付けましょう。
つかまり立ちが始まると、ローテーブルでの食事が大変になってきます。
なので、ダイニングテーブルでの食事がおすすめ。
わが家では最初、バンボに座らせてローテーブルで食事をしていました。
しかし、つかまり立ちを始めるとローテーブルの周囲を歩き始め、食事に手を伸ばすように。
お茶碗をひっくり返したりと、ローテーブルに置いた食事を娘から守るのに必死でゆっくり食事ができない状態。
しかも、つかまり立ちが楽しいようで、バンボに座らせても一人で抜け出し歩きだしてしまう。
食事中に歩くなんてお行儀が悪いですよね。
なので、ダイニングテーブルを購入して、イングリッシーナファストに座らせて食事をするようになりました。
ダイニングテーブルだと赤ちゃんの手が届かないので、食事を荒される心配もないし、自分で椅子から降りる事ができないので、お行儀よくお食事ができるようになりました。
ローテブルで食事し続けるのは、今後どんどん厳しくなっていくので、早めにダイニングテーブルで食事をする事をおすすめします。
《言葉》生後8ヶ月~9ヶ月未満の赤ちゃん
「わんわん」「にゃんにゃん」「ママ」「パパ」など簡単な言葉を理解できるようになります。
特に通じる言葉は「ダメ」。
ママの表情で怒られていることを感じ取ったり、「ダメ」という言葉は比較的早く理解できるようになります。
でも、理解しているからと言って言うことを聞くかは別。
ダメだとわかってはいてもそう簡単にやめてはくれません。
早くおしゃべりができるようにたくさん話しかけるようにしましょう。
《離乳食》生後8ヶ月~9ヶ月未満の赤ちゃん
厚生労働省の調査によると生後8ヶ月から9か月未満になると96%以上もの赤ちゃんが離乳食を開始しています。
その中の67%は離乳食の回数が1日2回という統計が。
離乳食の開始時期や慣れ具合にもよりますが、半数以上の赤ちゃんが1日2回離乳食を食べる様になります。
初めての食材で食べてくれない時は、お粥に混ぜると食べてくれる場合があります。
赤ちゃんって結構、固さに敏感で少しでも固いと感じると食べてくれない場合も。
なので、触感を残した固めの離乳食にしてみたけど、食べてくれないって時は柔らかめに戻すとよく食べるようになることもあります。
赤ちゃんによっては柔らかいのが嫌いな場合も。
娘も、柔らかいお粥状のごはんがあまり好きじゃなく、少ししか食べないので心配でしたが、お粥じゃなくて柔らかめのごはんにすると良く食べてくれるようになりました。
赤ちゃんにも好みがあるので、色々と研究してみると楽しい。
離乳食を食べなくて困ったときは、納豆を試してみるのもおすすめ。
納豆が好きな赤ちゃんってすごく多いんですよ。
娘も納豆ごはんが赤ちゃんの頃から今も大好き。
納豆ならたくさん食べてくれます。
手づかみで食べたい欲求も出る時期。
最初はパンなど、つかみやすく柔らかいものをあげると手が汚れなくておすすめ。
ドロドロの離乳食は手でつかめないですからね。
外出時には食中毒などの可能性も考えて、ベビーフードを持ち歩いた方が安心。
外でも手作りのごはんをあげたい気持ちもありますが、特に夏場は気温も高かく食中毒の危険があります。
ベビーフードって本当よく研究されているんです。
ベビーフードだとすごくたくさん食べたりします。
離乳食を全然食べてくれないって時にもベビーフードはおすすめ。
味付けもそうですが、触感も月齢に合わせた作りになっていて、すごく勉強になるんですよ。
たまにはベビーフードも取り入れて、味や柔らかさを参考に離乳食を作るとマンネリな離乳食から脱出できます。
ベビーフードは保存も効くので、災害時に備えて多少はストックしておくと良いと思います。
《お菓子》生後8ヶ月~9ヶ月未満の赤ちゃん
離乳食が順調に進んでいたら、お菓子デビューをしても良い時期。
噛む練習にもなるし、食べる事の楽しさも教えられます。
生後7ヶ月頃から食べられるお菓子がたくさんあるんですよね。
お菓子をあげるとすごくうれしそうに食べてくれるので見ていると幸せな気持ちになります。
でも、お菓子を食べすぎるとごはんを食べてくれない場合があるので、ちゃんと離乳食が進んでからあげるようにしましょう。
できれば3回食になってミルクや母乳の量を飲む量が減ってきた頃が良いかな。
食べさせるなら、お米が原材料のベビーせんべいがおすすめ。
お米が原材料なので、アレルギーの心配もないしお米の優しい甘さなので、お菓子デビューにぴったりです。
ボーロはたまごが使われているので、離乳食でたまごを食べても大丈夫か確認してから与えた方がアレルギーの心配が無く安心。
生後6ヶ月頃からお菓子をあげるママもいれば、3歳までお菓子はたべさせないママもいます。
色々な考え方があるので、自分が正しいと思う時期にお菓子デビューをしましょう。
うちは、人見知りが激しく泣き止ませるために、この時期に外でお菓子を食べさせるようになりました。
でも特にお菓子を早くから与えていたデメリットは今のところ感じません。
お菓子って本当においしそうにうれしそうに食べるんですよね。
お菓子を食べている娘を見るとすごく幸せな気持ちになります。
《おもちゃと遊び》生後8ヶ月~9ヶ月未満の赤ちゃん
生後8ヶ月から9ヶ月未満の赤ちゃんは手先もすごく器用になってきます。
お菓子のボーロも指でつまんで食べられるように。
ボールをつかんだり、本をめくったり、紙をぐじゃぐじゃにしたり。
一緒にめくりながら本を読んであげたり、紙をぐじゃぐじゃにしながら遊ぶのも楽しい。
この時期はキドキドなどの屋内遊具施設デビューもおすすめ。
屋内遊具施設にはボールプールがあったり、ぬいぐるみや積み木など色々なおもちゃがあります。
生後8ヶ月から9ヶ月未満の赤ちゃんはボールやおもちゃで楽しく遊べるようになる時期。
わが家もこの時期に初めて屋内遊具施設に行きました。
私が行ったのは、ショッピングモールの一角にあるちいさな遊具施設でしたが、ボールプールがあったり、音が出るおもちゃがあったり、家にないおもちゃばかりで娘もすごく楽しそうでした。
この時期の赤ちゃんは色々なものに興味深々。
色々なものに触れて五感を刺激しましょう。
公園へ行って一緒に滑り台を滑ったり、水遊び場で足を付けて遊んでみたり。
動物園のふれあいコーナーで動物に触れさせたり。
うちの娘はこのころ、猫に興味深々でした。
猫のしっぽをひっぱってみたり、一緒に寝てみたりしていました。
音が出るおもちゃにもすごく反応するようになるので、歌が鳴る絵本や木琴などもおすすめです。
《睡眠》生後8ヶ月~9ヶ月未満の赤ちゃん
生後8ヶ月から9ヶ月未満の赤ちゃんはまとまって寝てくれるようになりますが、夜泣きや寝かしつけに困ることも多い時期。
夜は寝てくれるけど、寝てくれるまでに1時間も2時間もかかって寝かしつけで疲れてしまったり。
赤ちゃんをスムーズに寝かしつけるには、毎日同じスケジュールで疲れさせることが大事。
朝早く起きて、お昼寝は午前と午後の2回。
お昼寝の時間は合計で3時間前後。
夕方にお昼寝をしてしまうと、夜寝てくれなくなってしまうので、午後のお昼寝は3時か4時に起きるのが理想。
寝る前にリラックスできる音楽を流したり、アロマを炊いたり寝やすい環境も整えましょう。
あと、まめ電球などの光は睡眠の妨げになるので、小さい光も消して寝るのがおすすめ。
小さな電球でも、安眠に必要なメラトニンの分泌が妨げられ、寝つきの悪さや夜泣きの原因となることもあります。
真っ暗なのを怖がったり、どうしても電球をつけたいときは目に直接光が入らないように、足元などに小さな照明を置くといいでしょう。
うちでは遮光フィルムをガラスに張り、遮光カーテンを付けて真っ暗闇にしたところ、朝までぐっすり寝るようになりました。
ちなみに欧米式の寝かしつけを、生後2ヶ月から始めたので寝かしつけに時間がかかって困った経験は今までほとんどありません。
欧米式の寝かしつけの話はまた今度書きたいと思います。
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