生後6ヶ月から7ヶ月未満の赤ちゃんは、寝返りが完全に出来るようになったり、一人でお座りが出来るようになる子もでてきます。
動きも活発になり、表情もますます豊かに。
離乳食も始まり、どんどんと成長していく時期です。
生後半年はハーフバースデーのお祝いをするのもおすすめ。
生後6ヶ月~7ヶ月未満の赤ちゃんの成長や悩み、遊び方などを紹介したいと思います。
生後6ヶ月~7ヶ月未満の身長・体重・胸囲・頭囲
最新版の平成22年調査の厚生労働省の成長曲線によると、生後6ヶ月~生後7ヶ月未満の赤ちゃんの体重や身長・胸囲や頭囲の目安はこのようになっています。
男の子
身長:6.36cm~72.1cm
体重:6.44kg~9.57kg
胸囲:40.4cm~48.1cm
頭囲:41.0cm~45.9cm
女の子
身長:61.7cm~70.4cm
体重:6.06kg~9.05kg
胸囲:39.3cm~46.8cm
頭囲:39.9cm~44.7cm
生後6ヶ月から7ヶ月未満の赤ちゃんは、平均的に身長は1cm前後、体重は一ヶ月で300グラム程増えます。
寝返りが出来るようになり、一人で座ったり、運動量が増えるので成長のスピードはゆっくりに。
おむつはMサイズのテープタイプを使用している子が多い時期。
歯が生え始める子もいます。
《発達と成長》生後6ヶ月から7ヶ月未満
手先も器用になり、おもちゃを上手につかんで遊べるようになってきます。
まだ、ハイハイは出来なくても腹ばいで少し動くことができるようになってきます。
ハイハイを始める前の動きは赤ちゃんによってさまざまで、お座りをしたままお尻で移動する子や、腹ばいでお尻を上げながらほふく前進する子など色々なスタイルが。
中にハイハイを飛ばして、つかまり立ちを始める子もいるみたい。
ハイハイが上手にできるようになるには、全身の筋肉を付ける事が必要。
ずりばいなどハイハイしそうな雰囲気が無い時は、赤ちゃんをうつぶせに寝かせておもちゃを手が届きそうで届かない微妙な位置に置き、赤ちゃんの動きたい気持ちを刺激してあげましょう。
おもちゃが取りたくて、頑張って動く事で前に進むことができるようになってきます。
脇をもってぴょんぴょんさせたり、足の筋肉を付けるのも効果的。
うちの娘は生後5ヶ月頃からジャンパルーに乗せて、ぴょんぴょん飛び跳ねていたおかげで足の筋肉が鍛えられ、スムーズにずりばいとハイハイをするようになりました。
そして、まだ安定はしないけど、一人で座る事が出来るようになってくる時期。
厚生労働省の調査によると、生後6ヶ月から7ヶ月未満では約33%の赤ちゃんが一人で座る事ができるようになります。
生後7ヶ月から8ヶ月未満では68%、生後8ヶ月から9ヶ月未満では86%、生後10ヶ月にはほとんどの赤ちゃんが支え無しで一人でお座りができるようになります。
この時期の赤ちゃんはまだまだ、支えなしで一人で座れる子は少ない。
背もたれがあったり、支えれば座れる赤ちゃんには、バンボがすごくおすすめ。
体にフィットするので、まだ一人すわりが不安定な赤ちゃんでもバンボだとかなり安定してお座りができます。
わが家では、離乳食用の椅子としてバンボを購入しましたが、体も安定して食べさせやすくて便利でした。
《離乳食》生後6ヶ月から7ヶ月未満の赤ちゃん
一般的に生後6ヶ月前後で離乳食を始める子が多いので、生後6ヶ月から7ヶ月未満では多くのの赤ちゃんが離乳食を開始している時期。
離乳食はまず、おかゆから開始。
赤ちゃんがミルクや母乳以外の味に慣れる事が大事。
固形物を食べたことがない赤ちゃんが食べやすい、液体に近いさらさらとした滑らかな状態の10分粥から。
最初はスプーン1~2口から初めて、徐々に量を増やしていきましょう。
最初は嫌がって口を開けてくれない事もありますが、無理やり食べさせず気長に。
口を開けて食べてくれるようになったら、おかゆを10粥から徐々に普通のお粥へ移行していきます。
お粥にも慣れたら、素材の味を生かした野菜も離乳食に追加。
にんじんやカボチャを柔らかく煮たり、ゆでて裏ごしし滑らかにしたものやお豆腐をあげてみましょう。
胃に負担をかけず消化がスムーズにできるように、柔らかくとろとろのペースト状から始めると良いでしょう。
初めて食べさせる食材は、アレルギーの心配があるので病院が開いている、平日午前中にスプーン一杯から始めてください。
この時期の離乳食はほとんど味付けはしなくて大丈夫。
濃い味付けは胃腸に負担がかかります。
食材の自然の味を生かして離乳食にしましょう。
味付けをするなら、野菜を煮るときに昆布や鰹節などを使った薄味の出汁で煮る程度で。
離乳食初期はあまり量を食べてくれないので、一度に大量に作って冷凍しておくのがおすすめ。
お粥、にんじん、かぼちゃ、さつまいも、バナナ、トウモロコシなどを裏ごししてペースト状にして冷凍するとすぐに食べさせられてらくちん。
かぼちゃやサツマイモなど甘い物と混ぜると、ほうれん草などの野菜類も食べやすくなります。
わが家ではコープの冷凍された裏ごし野菜なども使っていました。
コープには離乳食に便利な商品がたくさんあって、家まで届けてくれるしすごく助かりました。
その後、たくさん食べる様になってきたら、冷凍の食材だと割高に感じたので、節約のためブレンダーを使って自分で作るようにしていました。
離乳食を食べる様になってくると、ミルクや母乳を飲む量が減っていきます。
離乳食に慣れてきたら、離乳食の回数を1日1回から2回に増やして離乳食がメインになるようにしていきましょう。
赤ちゃんの性格や好みによって離乳食の進み具合にも個人差があります。
たくさん色々な食材を食べてほしい気持ちもありますが、ゆっくりと赤ちゃんのペースに合わせて離乳食をすすめましょう。
《人見知り》生後6ヶ月から7ヶ月未満の赤ちゃん
人見知りをする時期はかなり個人差がありますが、生後6ヶ月から7ヶ月頃に人見知りが始まる場合が多いと言われています。
うちの娘もちょうどこの時期に人見知りが始まりました。
知らない人に話しかけられて、目が合うとものすごく大泣きするように。
慣れない場所でも大号泣。
親戚の家に行った時、知らない場所だし知らない人もいる為、ものすごく大泣きして一時間以上も泣き止まないこともありました。
人見知りが始まると本当に大変。
でも、順調に成長している証拠。
そして、いつかは人見知りは治まるので気長に待ちましょう。
ものすごい人見知りだった娘も2歳の今は、機嫌が良いと知らない人に挨拶出来るようになってきたので。
心配しなくても大丈夫。
逆に赤ちゃんが人見知りしなくて心配になるママもいるようですが、人見知りしない赤ちゃんもいます。
赤ちゃんの個性なので、心配しなくても大丈夫。
うちの夫は全く人見知りせず、ニコニコ愛想を振りまく赤ちゃんだったみたいですが、特に問題なく今も愛想のいい普通のおじさんです。
人見知りが始まったら、無理に知らない人に抱っこしてもらったり、触れ合わせることは逆効果なのでやめましょう。
知らない人は怖くないって安心感が得られないと人見知りが治まりません。
《おもちゃと遊び》生後6ヶ月から7ヶ月未満の赤ちゃん
生後6ヶ月から7ヶ月になると、ぬいぐるみや動物にもすごく興味ができてきます。
ぬいぐるみを使って話しかけたり、動物園で動物を見せるのがおすすめ。
本が好きな子供にしたいなら、この時期から読み聞かせを始めると良いでしょう。
まだ、じっと話を聞くことは難しいと思いますが本を読む習慣をつけるのが大切。
読み聞かせをするなら仕掛け絵本がおすすめ。
ぬいぐるみが付いていたり、赤ちゃんの興味をひく内容のものが多いので、まだ言葉の分からない赤ちゃんでも楽しめます。
うちでは、こどもちゃれんじベビーの「ことりのピッピ」や「なにしてあそぶ」という指遊び絵本などを読んでいました。
そして歌を歌いながら遊ぶと喜ぶ時期。
「ぐーちょきぱーでなにつくろ」や「あたま肩ひざぽん」など手遊び歌も取り入れてみましょう。
この時期の赤ちゃんは歌や音楽にも興味深々。
テレビはあまり見せないほうが良いですが、音楽なら問題ないので童謡など赤ちゃんも楽しめる歌をどんどん聞かせましょう。
音楽は赤ちゃんの発達にも良い影響を与えてくれると思います。
《イベント》生後6ヶ月から7ヶ月未満の赤ちゃん
生後6ヶ月から7ヶ月未満はハーフバースデーのお祝いをする時期。
特にやらないって人も多いかもしれませんが、生まれて来た時と今の赤ちゃんを見比べてみて。
びっくりするぐらい成長したと思いませんか?
生まれて1年でものすごく成長します。
1歳にもなると顔つきもしっかりとして、赤ちゃん感も抜けてきます。
たった1年で急速に成長するので、成長の記録としてハーフバースデーをお祝いしてみては?
簡単な飾りつけをして、家で写真を撮るだけでも良い記念になります。
寝相アートでハーフバースデーの記念写真を撮る人も多いみたい。
手形や足形を取っておくのも、1年後に見比べたりと良い思い出になるのでおすすめ。
わが家では、ちゃれんじベビーの付録を使って簡単に飾り付け、ひらひらのワンピースをつけて記念撮影をしました。
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