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生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃんは、安定して一人でお座りができるようになります。
ハイハイする子も増え、乳歯が生えて来たり、つかまり立ちを始める子も。
ハイハイが始まると、より一層目が離せない状態に。
生後7ヶ月~8ヶ月未満の赤ちゃんの成長や悩み、遊び方などを紹介したいと思います。
生後7ヶ月~8ヶ月未満の身長・体重・胸囲・頭囲
最新版の平成22年調査の厚生労働省の成長曲線によると、生後7ヶ月~生後8ヶ月未満の赤ちゃんの体重や身長・胸囲や頭囲の目安はこのようになっています。
男の子
身長:65cm~73.6cm
体重:6.73kg~9.87kg
胸囲:41.0cm~48.6cm
頭囲:41.6cm~46.5cm
女の子
身長:63.1cm~71.9cm
体重:6.32kg~9.37kg
胸囲:39.8cm~47.2cm
頭囲:40.4cm~45.2cm
生後7ヶ月から8ヶ月はかなりの体格差が出てきます。
おむつもSサイズの赤ちゃんももいれば、Lサイズの赤ちゃんも。
同じ月齢でも大き目の赤ちゃんと小さ目の赤ちゃんだと体格差がありびっくりすることも。
発達も赤ちゃんそれぞれ。
ハイハイをする子もいれば、つかまり立ちを始める子も。
身長があまり伸びない、体重が増えない、増えすぎなど他の赤ちゃんと比べると不安になる場合もありますが、それぞれの個性なのであまり心配する必要はないでしょう。
《発達と成長》生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃん
生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃんは、安定して一人でお座りが出来るようになる時期。
手先も器用になり、物をつかむことができるようになってきます。
お座りしながら、おもちゃで遊んだりできるように。
おもちゃの受け渡しもできます。
おしゃべりはまだできませんが、「マンマ(ごはん)」「ダメ」「ママ」「パパ」など簡単な言葉を理解できるようになってきます。
なので、色々なわかりやすい言葉でたくさん話しかけてあげましょう。
たくさん話しかける事で、早くおしゃべりができるようになります。
言葉を交えながら、ジェスチャーをするのもおすすめ。
私は、ごはんの時には「マンマ」と言いながら口をもぐもぐさせるようにしていました。
そのおかげで、生後10ヶ月~11ヶ月頃には、まだ話すことは出来ないけどお腹がすくと「もぐもぐ」と口を動かして伝えてくれるようになりました。
この時期に、ベビーサインの本を購入して実践しようとしましたが失敗。
ベビーサインについて興味のある方はこちらの記事もどうぞ
そしてハイハイを始める赤ちゃんが多くなります。
厚生労働省の調査によると生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃんの約半数がハイハイを始めるそう。
ハイハイが始まると、赤ちゃんの行動範囲が一気に広がります。
行動範囲が広がるという事は危険も増える。
階段からの転落や火傷、誤飲など危ない物は赤ちゃんの手の届かない場所へ置くことや、階段や危ない場所へ行かないようベビーゲートを設置しましょう。
赤ちゃんをソファーへ座らせて、少し目を離したすきに転落してしまう事故がかなり多くなる時期です。
わが家では猫を2匹飼っていますが、ハイハイができるようになり、目を離した隙にキャットフードを口に入れていたことがありました。
キャットフードは小さな粒のカリカリなので、喉に詰まる危険もありすぐに別の場所へ移し対策しました。
《離乳食》生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃん
1日1回だった離乳食も1日2回に増やす時期。
離乳食を食べる事にも少し慣れてきて、ペースト状だった離乳食から、少しだけ触感をのこして下でつぶせるぐらいの食事になってきます。
生後7ヶ月から8ヶ月未満の離乳食の食材
炭水化物
- お米
- 食パン
- コーンフレーク
- オートミール
- うどん
- そうめん
- じゃがいも
- さつまいも
- さといも
たんぱく質
- 豆腐
- 納豆
魚
- タラ
- タイ
- ヒラメ
- カレイ
- サケ
- しらす
肉
- ささみ
- むね肉
- とりひき肉
乳製品
- プレーンヨーグルト
- カッテージチーズ
野菜
- にんじん
- かぶ
- 大根
- ほうれん草
- 小松菜
- 白菜
- キャベツ
- レタス
- 玉ねぎ
- トマト
- きゅうり
- なす
- ブロッコリー
- カリフラワー
- アスパラガス
- ズッキーニ
- 冬瓜
- おくら
- とうもろこし
- かぼちゃ
果物
- りんご
- いちご
- みかん
- メロン
- キュウイ
- バナナ
大体の目安は離乳食が30%から40%、母乳やミルクが60%から70%の比率で離乳食を進めると良いでしょう。
離乳食を食べさせたあと、ミルクや母乳をあげて足りない分を補うイメージで。
でも、離乳食の進み具合は個人差があるので、赤ちゃんのペースに合わせてムリなくすすめましょう。
たまごや乳製品、小麦などアレルギーの心配のある食材は少しずつ様子を見ながら。
特にたまごはアレルギーが出やすい食材。
たまごアレルギーは白身が原因のことが多いので、まずは黄身から。
たまごを食べさせる時は、しっかりと火を通し、黄身だけ耳かき一杯程度から始めてください。
特にアレルギー症状が出なければ、徐々に量を増やしてみて。
アレルギー症状が出なければ、同様に白身でも試して、大丈夫そうなら良く火を通して全卵を与えても良いでしょう。
離乳食に使える食材や食べる量、回数も増える時期なので、離乳食を食べたあとの赤ちゃんの体調の変化にも気を付けましょう。
食べすぎや、食材によっては下痢をする事もあります。
《乳歯》生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃん
生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃんは乳歯が生えてくる時期。
乳歯が生える時期はかなり個人差があります。
もっと早くから生えている子や1歳前後でやっと生えてくることも。
最初の歯が生えてきて、約2年かけてゆっくりと歯がすべて生え揃います。
乳歯が生え始めたら、軽くで良いのでガーゼで拭ったり、虫歯にならないように気を付けましょう。
自分でできる歯磨きを与えるのも虫歯予防や歯磨きの習慣が付くのでおすすめ。
うちの娘も全然歯が生えず、心配していましたが1歳ちょうどに下の歯が生え始めました。
なので、なかなか歯が生えてこなくても心配しなくて大丈夫。
でも、1歳3ヶ月になっても全く歯が生えてこないようなら、先天性欠乏の可能性もあるので歯医者さんでみてもらった方が安心。
《おもちゃと遊び》生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃん
「いないいないばあ」をすると以前よりさらに喜ぶようになります。
ハンカチでぬいぐるみを隠していないないばあをするのも良いでしょう。
一本ばしこちょこちょなど、くすぐるのも楽しい。
おへそに口を付けて「ぶーっ」としてみたり。
お家でボールで遊んだり、公園でシャボン玉を吹いて見せるのも楽しくておすすめ。
まだ、積み木を積むことはできませんが、積み木同士をぶつけてみたり、握ってみたりしているうちに積み木を積むことができるようになるので、少し早いですが、積み木をあげるのも良いと思います。
わが家では、つかまり立ちを始める時期だったので生後1ヶ月の時に購入した「くまのプーさん6WAYジムにへんしんメリー」をお座り用からつかまり立ち用に組み立てなおし。
ジャンパルーやメリーはピカピカ光ったり、音が鳴るのですごく楽しそうに遊んでいました。
この時期はティッシュペーパーやリモコンに興味を持ち出し、いたずらが始まるので思いっ切りいたずら出来るおもちゃを買うと楽しめます。
特におすすめはアンパンマンの「いたずら遊びDX」脳科学者も認める知育用のおもちゃ。
生後6ヶ月から使えて、赤ちゃんの発達を刺激する機能がたくさんついています。
《健康》生後7ヶ月から8ヶ月未満の赤ちゃん
生後7ヶ月から8ヶ月になるとママからもらった免疫力も完全に消えて、風邪をひく子も増えてきます。
鼻水がずるずると出たり、熱が出たりすることも。
病院にもよりますが、0歳の場合多少の風邪では薬は出してくれない事が多いと思います。
それに、できれば薬に頼りたくないですよね。
なので、軽い鼻水や発熱は自宅で治しましょう。
赤ちゃんの鼻水はとにかく吸取る事が大事。
赤ちゃんは自分で鼻をかむことができないので、鼻水を放置すると中耳炎になる事があります。
なのでこまめに鼻水を吸ってあげるようにしましょう。
鼻が詰まるとよく眠れず風邪もなかなか治りません。
熱も普通の風邪なら、1日か2日で下がります。
食欲もあり、水分が取れているなら様子をみて、高い熱が続くようなら病院を受診した方が良いでしょう。
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